1985年に設立されたマルス信州蒸留所。その1年後の1986年蒸留のモルト原酒を30年間中央アルプス駒ヶ岳の麓で熟成後、2016年にアルコール度数61%で1,137本のみボトリングされました。
アメリカンホワイトオーク樽で熟成された1986年蒸溜のモルト原酒4樽をヴァッティングした、シングルモルトウイスキーです。
ラベルには、日本画家・池永康晟氏の作品である「泡疼ぐ(あわひいらぐ)・真美」。
妖艶でありながらも、品のある落ち着いた日本女性の美人画には、この1本が表現したいジャパニーズウイスキーの形が投影されているように感じられます。
どこかノスタルジックで、心地良い余韻と中央アルプスの息吹きを感じる濃厚な味わい、そこにはジャパニーズウイスキーの確かな歩みが存在します。