ロンドンのワイン&スピリッツ商であったゴスリングは、1806年イギリスからアメリカに酒を乗せて船で向かっていた際に、アクシデントによりイギリス領のバミューダ諸島に一時的に寄港しましたが、その後その地にリカーショップを開きラムの製造を開始しました。
バミューダ諸島は約150の島々からなり、北大西洋にあるイギリスの領土。
ゴスリング家は、首都ハミルトンで200年に渡り7代も続くファミリー企業として現在も伝統を引き継ぎながらラム酒を製造し続けています。
その中でもこちらのファミリー・リザーヴ・ラムは、2003年までは門外不出のラム酒としてゴスリング家だけで代々楽しまれてきた極上品で、リリース後すぐにワールド・スピリッツ・コンペティションのプレミアム部門で2年連続金賞を受賞するなど評価を高めています。スパイシーさと甘さという対極とも言える味覚が、層のように次々と交互に押し寄せる無二の味わい、バーボン樽熟成由来の香ばしい香りが癖になります。
ラム酒としては世界で初めてシャンパンの容器をつかいボトリングするなど、革新的な部分も併せ持つバミューダ諸島唯一のラム酒。ぜひお楽しみください。