見かけるのも難しく幻のプレミアムバーボンとも言われる、ジョージ・T・スタッグはご存知でしょうか?
バッファロー・トレイス蒸留所から、年間300本程度の限定で販売されているシングルバレルバーボンの王様。その名は、同社の経営不調の際にその危機を立て直した人物の名前なのだそうです。
蒸留所の各部門の最高責任者数名がテイスティングした16種類の最高品質のサンプル原酒の中から、一樽のみを選出して毎年一度だけリリースされていますが、少量生産な上、各バイヤーへの割り当て数も決まっているなどの理由から一般市場でお目にかかる機会はほとんどありません。
そのジョージ・T・スタッグの姉妹品でありセカンドラインがこちらのスタッグJR。
セカンドラインとはいえ、年に二度のみ400本程のリリースとこちらも本家ほどではないまでも超限定品であり入手は困難です。2002年に販売開始された本家から遅れて、2013年よりリリースさています。
ジョージ・T・スタッグと同じく、加水調整なしのバレルプルーフでもちろんノンフィルタリング。リリース毎に樽が違うことから、ボトリングの度にアルコール度数も違えば異なる味わいをたのしむことができます。
熟成年数は、平均で8~9年となっております、当店にある今回のボトルのアルコール度数は、63.95度。そのアルーコル度数からは信じられない程のまろやかさと奥深い甘み。バーボンの頂点に君臨するジョージ・T・スタッグの弟分。その計り知れないポテンシャルはこの1本でも十二分に感じていただけることでしょう。ぜひご堪能ください。