セルバレイ チョコレートラム(SELVAREY CHOCOLATE RUM)

グラミー賞を多数受賞し、シングルの販売記録枚数に関するギネス記録も保持している世界的スーパースター、ブルーノ・マーズがプロデュースしているラム酒があることはご存知でしょうか。

2014年、Seth Gold(セス・ゴールド)氏、Marc Gold(マーク・ゴールド)氏、Robert Herzig(ロバート・ヘルツィヒ)氏の3名により設立されたセルバレイラム、大のラム好きとして知られているブルーノに出来上がったラム酒を提供したところ、これを気に入ったブルーノは3名と関係性を構築、やがて共同オーナーにまでなりました。

 

マスターブレンダーを務めるのは、かつて35年以上キューバでハバナクラブをはじめとするラム酒作りに携わり、ラム酒造りの天才と言われたドン・パンチョこと、フランシスコ・フェルナンデス氏です。

伝説の人である彼が1990年代前半頃に、キューバでの地位を捨ててまで移住した先がパナマでした。その理由は一説によるとキューバで出会ったパナマ人女性に一目惚れしたからだともいわれていますが、真相は不明です。

そのしばらく後、エレーラ州ペセ地区にあったラス・カブラス蒸溜所を買い取り、自身の蒸溜所として再びキャリアをスタートさせていくことになりました。

ドン・パンチョはこの蒸溜所でセルバレイ以外にも数多くの高品質なパナマ産ラムを造り、世界中のラム酒愛好家達に支持されています。

 

セルバレイラムはブランドができた当初、日本へは輸入されていませんでした。

2020年の末頃にボトルデザインからラベルまで大幅に変更、トレードマークだったゴリラのイラストも無くなり、代わりにオニオオハシという南米に生息する鳥のロゴがあしらわれています。

余談ですが、変更の理由をオーナーのブルーノに聞いてみたところ「なんとなく」だったそうです。

この大規模なリニューアルの後、日本にも輸入されるようになりました。

 

こちらの『セルバレイ チョコレートラム』は、アメリカンオーク樽で5年熟成された後、天然のカカオエキスを注入し香りづけして作られる唯一無二のラム酒、ストレートでもロックでも芳醇なチョコレートを楽しんでいただける一本です。

セルバレイとはスペイン語で『ジャングルの王』を意味しており、その名にふさわしい王者の風格漂うプレミアムラムです。

もしまだ試されたことがないのであれば、ぜひ一度ご堪能ください。