Barとは

Bar、それは、多種多様な味わいを愉しめる場所。ウイスキー・ラム・ジン・ワインをはじめとした銘酒や、バーテンダーのアイデアが光るオリジナルカクテル、さらにはそれぞれのお酒に合う葉巻や料理を味わうことができる。例えばウイスキーと一言で言っても、生産された国によって名前も味も匂いも異なる。ひとつの銘柄でも熟成年数で味の幅がある。また、カクテルと一言で言っても、歴史を重ね受け継がれたカクテルや新進気鋭のカクテル、旬のフルーツを使った季節のカクテルなど、そのレシピは無限といっていいだろう。そのすべてを知りつくし、鍛練を積み、技能を磨いたバーテンダーたちが、あなたの好みと気分に応じてアレンジし、供してくれるのだ。また、Barで出される食べ物と言えば、「ナッツやスナックなど簡単なものしかない」とお思いの方もいるかもしれないが、さにあらず。肉や魚を使った本格的な食事を、オリジナルレシピで提供する店もあれば、自家製のチョコレートやプリンなどデザートが自慢の店も数多い。それぞれの店がこだわり尽くした自慢のお酒と料理を、心ゆくまで愉しもう。

スーペルノーバでは、スタンダードな銘酒はもちろんのこと、後述するシガー（葉巻）とのマリアージュを愉しんでいただきたい「ラム酒」がおすすめ。豊富なラム酒のラインナップをとり揃え、原産国や現地の風土による味の違いが愉しめる。さらに、例えば「この銘柄のウイスキーが好きだ」といった入り口から、あなたに合ったラム酒をプロデュース。多種多様なラムの世界観を知ることもできる。また、キューバで親しまれている国民的カクテル「モヒート」や「ダイキリ」も絶品。「モヒート」は、かの文豪ヘミングウェイが愛したことで知られる、ミントの香りが爽やかなカクテル。本場の味に近づけるため、香りが強すぎる日本のミントをあえてつぶさず入れる工夫を施している。さらに、「キューバへ誘う」という名のオリジナルカクテル「インヴィタシオン・モヒート」は、カクテルの独創性を競う「ハバナクラブ・モヒートコンテスト」で最優秀賞を受賞した自慢の逸品となっている。

そんなお酒と合わせて愉しみたいのが、「シガーバー」の名を冠するスーペルノーバならではのシガーの数々。カスタムメイドのヒュミドール（葉巻保管箱）で常時湿度を管理し、熟成させたキューバ産のシガーを、「シガーマネージャー」がプロデュース。初めてでも、好みに合ったシガーを安心して試すことができる。

Bar、それは、一人一人の好みを実現してくれる場所。熟練のバーテンダー達は、来店したあなたの雰囲気、気分を読み取り、それぞれに合った絶妙な距離感と細やかな心配りを演出。「一人で静かにグラスを傾けたい」雰囲気を感じれば会話は最低限に、「誰かと話がしたい」雰囲気を感じれば軽妙なトークで楽しませてくれる。もちろん、お酒についての知識も豊富。製造方法や歴史から味わい、香り、アルコールの強さに至るまで、あなたのお酒への造詣を深めてくれることだろう。もちろん、わからないことは恥ずかしがることなく聞いてみれば良いし、背伸びする必要はない。肩肘に力を入れず、自然体のあなたのままで、バーテンダーとのコミュニケーションを楽しめばよいのだ。

スーペルノーバでも、豊富な知識と経験、技術を兼ね備えた腕利きのバーテンダー達があなたをお出迎え。さらにシガーバーならではの「シガーマネージャー」が常駐する。シガーマネージャーは、キューバ政府公認の「日本キューバ・シガー教育協会」が認定する資格。シガーの文化、歴史、キューバのシガー事情から、その楽しみ方、お酒との相性、保管方法まで、シガーのすべてを知り尽くしたプロフェッショナルが、あなたに合ったシガーを見事にプロデュースしてくれる。

Bar、それは、ありとあらゆるスタイルであなたを迎えてくれる場所だ。立地、外装、内装、音楽、そしてお酒、料理、スタッフ・・・1店たりとも同じ店はない。例えば、よく知られているハイボールやジントニックひとつとっても、店によって全く味が違うのだ。内装やコンセプトも多種多様。外国から取り寄せた貴重な木材を、ふんだんに内装に使用した店。あるジャンルの音楽を極め、無数のレコードをコレクションした店。ひとつのお酒の銘柄に惚れ込み、貴重なボトルを揃えた店。カクテルの技術を磨き上げた店。どの店にもそれぞれのこだわりがあり、お客様に寛ぎのひと時を過ごしてもらうための工夫を施している。だからこそ、今宵もBarの扉を開けることが、愉しみになるのである。まずは、あなたの気分と相談して、身を委ねてみよう。きっとあなたの心と体を満たしてくれる店が見つかるはずだ。

大阪の淀屋橋と北新地に2店舗を構えるスーペルノーバは、「シガーバー」の名の通り、一言で言えば「シガーとキューバカクテルを愉しむBar」。店名の「スーペルノーバ」はスペイン語で「超新星」を意味し、シガーバーの新しい星を目指している。２０１２年に新規オープンし、ビルの３階に位置する北新地店がオーセンティックなBarの形態を取っているのに対し、スーペルノーバの歴史が始まった淀屋橋店は１階の路面店。三休橋 筋のオフィス街にたなびくキューバ国旗が目印となっている。店内は、両店ともに一枚板のカウンターが美しく、カウンター奥の赤タイルが象徴的。座り心地にこだわったチェアーにひとたび腰を下ろせば、時間の経過を忘れる甘美な体験が始まるだろう。自慢のシガーを最適な環境で楽しんでもらうため、シガーの煙を適度に排出する特別な換気システムも設置されており、初めての方も、慣れ親しんだ方も、安心して寛ぐことができる。