昨今の世界的な禁煙ブームにより、禁煙のバーやホテルが増え、哀しいかな葉巻を愉しむ場所が少なくなってきました。
しかしながら、そんな時代を逆行するかの如く、海外映画はもちろん、日本のドラマなどでも葉巻を燻らすシーンを目にする機会が増えています。
例えば、キラー・ナイトレイ主演の映画「危険なメソッド」では、書斎はもちろん、リビング、散歩中など、ごくごく日常の風景の中で葉巻やパイプを燻らすシーンが度々登場します。
また、日本の人気ドラマ「半沢直樹」では、半沢直樹(堺雅人)と渡真利忍(及川光博)が重厚感のあるシガーバーでロックグラス片手に、葉巻を燻らすシーンが記憶に新しいかと思います。
そして当バーがある大阪でも、梅田近辺に葉巻ショップが立て続けにできるなど、普段の生活でも葉巻を目にし、触れる機会が増えてきています。
「コイーバ」は世界的にも知名度が高く、当店でも1番人気の葉巻ブランドです。昨年に引き続き、1位の「コイーバ」は他のブランドに比べ2倍ぐらいの総数でトップに君臨しています。
これは、「コイーバ」が非常にラインナップ(長さ・太さ・熟成具合・限定品等)の多い葉巻ブランドで、当店でも数多く取り揃えてるからだと思われます。
『一度「コイーバ」を味わうと他のブランドの葉巻には戻れない……』と、しばしば耳にする事もあります。
その洗練された濃厚なアロマ、上品でかつ繊細な味に魅了され、愛煙家はもちろん、葉巻入門者や中級者が虜になってきているのも事実です。
2013年上半期から再び「トリニダッド」が2位にランクインしたことや、前回同様に比較的ライト・ミディアムテイスト葉巻が上位に集中している事は、まだまだ葉巻に興味を持った入門者が居ることを表しています。コイバーが知的な男性だとしたら、トリニダッドは妖艶な女性と例えるぐらい対局的な味わいです。
一番小さい(約20分のサイズ)「メール」が、全体数の約3割となっています。
気軽に吸えることから、忙しいビジネスマンや長いものを敬遠しがちな女性に人気の葉巻です。
タバコよりほんの少し大きめという細くて短いそのサイズから、「大きな葉巻はちょっと…」という人にぴったりなシガーです。
次いで、メールと同じぐらい人気なのが、「ペティロブスト」です。名前の通り、ロブストサイズを短くしたもので、こちらも、30分位の喫煙時間で軽く愉しめることから、人気だと思われます。
このブランドは、全体的に、40分位のサイズが人気なところをみると、短時間で、軽く葉巻を愉しむにはもってこいなブランドと言えると思います。
葉巻好きに大人気のブランドで、全体的にフルボディー(しっかりした味わい)が特徴です。
パルタガスで代表する葉巻と言っていいほどの2種類が半数以上を占める結果となりました。
ショーツはあの、有名なドラマ「半沢直樹」でも登場した葉巻です。これが全体の4割を占めてるのには、その匠まれな味わいと、コストパフォーマンスから絶大な人気を誇っています。
30分位の短いサイズから想像できないほどの、たくましい香りが特徴です。
パルタガスと言えば、セリーD NO・4と言っても過言ではないぐらいに、このブランドを代表するシガー。リングも他のものとは少し違い、赤一色にゴールドの文字。シンプルなその姿からは想像もできないぐらい、複雑で神秘的な香りです。
この2種類はぜひ押さえておきたい葉巻です。
他のブランドと異なり、1時間以上のサイズのものばかりが人気です。
ショートチャーチルやワイドチャーチルはサイズも太く(ロブストよりやや太め)吸いごたえの
あるラインです。特にワイドチャーチルは2006年、ハバナシガー界に彗星の如く現れた新しいサイズです。
セドロシリーズは、葉巻がシダー(杉の木)に包まれており、見た目にもインパクトがあります。
こちらの、サイズも約1時間ぐらいのサイズとなりますので、葉巻初心者というよりも、葉巻上級者や中級者が選ぶ傾向にある葉巻と言えると思います。
カサドレスは、ハンター(狩人)という意味を持ち、その名の通り、力強く男性的な味わいの濃い葉巻となっています。
全体的に味わいの濃いものが8割を占めることから、葉巻中級者から、上級者に人気のブランドといえると思います。
シガーバー スーペルノーバ 2013年上半期調査
対象:2013年7月から12月 北新地店・淀屋橋店 お客様ご注文・シガー約80種
<本調査に関するお問合せ先>
シガーバー スーペルノーバ北新地店 TEL:06-6346-3377
当バーでは、常時、約80種以上のシガーをご用意しております。
ソムリエのように好みを伺いし、あなたに合うシガーをご用意いたします。お気軽にスタッフまで。