2017年度下半期7月〜12月

2017年度、下半期7月から12月までのシガー(葉巻)の人気ランキング統計をお届けします。
従来のたばことは違い、煙の出ない電子たばこiQOSの爆発的人気や、昨今の世界的な禁煙ブームにより、禁煙のバーやカフェが増え、哀しいかな葉巻を愉しむ場所が少なくなってきました。
世界中から大勢の外国人観光客が来日することが予想されている、2019年のラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会と、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、日本国内では現在も協議されている受動喫煙禁止法など喫煙に関する法整備が今後更に進んでいくものと思われます。ますます葉巻を愉しむ場所が無くなっていくことは、愛煙家の皆様にとって心中穏やかではいられないことだと思います。愛煙家の皆様、嫌煙家の皆様がお互いの領域を配慮し尊重しあえる。そんな方向へと進んでいくことを願っている愛煙家の皆様も多いことでしょう。
さて、葉巻大国のキューバでは、2017年9月に大型ハリケーン「イルマ」の直撃を受け、冠水や停電、家屋の倒壊など大きな被害が発生し、100万人以上の住民が避難する事態となりました。自然災害の怖さを十二分に知る日本の皆様も胸を痛める大災害となってしまいました。被災地においては、一刻も早く復興することを私たちも祈っております。オバマ前政権によって米国とキューバの国交が回復した事は世界的なニュースとなりご存知の方も多いと思いますが、トランプ米大統領は11月に、オバマ前政権が緩和した対キューバ経済制裁の再強化(渡航の禁止のほか、キューバ軍関連企業との取引を禁止)を発表しました。2015年7月に実現した約半世紀ぶりの国交回復は維持しつつ、キューバの軍部とつながりがある企業との貿易・金融取引の禁止や、米国人のキューバへの渡航の原則禁止などが発表されています。今後も、米国とキューバの国交回復については流動的な部分が多く残されていますが、キューバは今、“民主化に移行し姿を変えてしまう前に行きたい“という世界中の観光客で溢れています。そんな中、いよいよ世界的禁煙ブームの波がキューバにも押し寄せています。禁煙社会になりつつあるヨーロッパからの観光客が多いキューバにとって、観光産業は外貨の獲得に欠かすことができない為、レストランやホテルなどが軒並み禁煙へと移行していっています。
一方、日本でもキューバを紹介する特集番組や旅番組でキューバが取り上げられたり、大手旅行会社がたくさんのキューバツアーを企画するなど、キューバの文化を知る機会や葉巻を目にする機会が増え、葉巻やキューバに興味を持たれるお客様も多くなってきています。今まで遠く感じていたキューバや葉巻の世界が、日本人にとっても少しずつ身近に感じられるようになっているのではないかと思います。
当店でも、キューバ旅行前にご来店されたり、旅行後にキューバや葉巻の魅力にはまりご来店されるお客様も多くいらっしゃいます。キューバ旅行をお考えの方は、ぜひぜひできるだけ早く行かれることをお勧めいたします。
それでは、最新のスーペルノーバ葉巻ランキングにまいりましょう。葉巻愛好家の方々はもちろんですが、吸ったことはないが葉巻の世界に興味がある方々にもぜひこの葉巻ランキングをご覧になっていただければと思います。葉巻の奥深さ・楽しさ・魅力を少しでも感じていただき、もっともっとキューバや葉巻の世界に興味を持っていただけたら嬉しく思います。世界的大人気を誇るコイーバは日本でも絶大な人気を誇ります。当店の葉巻ランキングにおいても2位と3倍以上の開きがあります。
今回は、王様・老舗・新生と1位コイーバ・10位H.アップマン・15位ヴェゲロスの3種類をピックアップしてもう少し細かいグラフでご説明してまいります。
第1位 コイーバ

第10位 H.アップマン

第15位 ヴェゲロス

シガーバー スーペルノーバ 2017年下半期
調査
対象:2017年7月から12月 北新地店・淀屋橋店 お客様ご注文・シガー約80種
<本調査に関するお問合せ先>
シガーバー スーペルノーバ北新地店 TEL:06-6346-3377
当バーでは、常時、約80種以上のシガーをご用意しております。 ソムリエのように好みを伺いし、あなたに合うシガーをご用意いたします。お気軽にスタッフまで。