IPA(アイピーエー)とは、インディアンペールエールの略で、インドがイギリスの植民地であった18世紀頃に、イギリスからインドへの長い船旅に耐えられるようにアルコール度数を高め、防腐剤や殺菌作用のあるホップを多めに投入したことにより生まれたとされる香りと苦みが非常に強いビールのことです。
アメリカンオーク樽で熟成した原酒を一度樽から抜き、グレンフィディックと同じスペイサイド地方のSpeyside Craft Brewery のIPAを詰めて4週間熟成、そしてその空き樽に元のグレンフィディック原酒を再度詰め直し約1年間後熟しています。
当初は海外でのみ発売されておりましたが、日本でも今年の3月に限定販売されました。
熟成年数の表記はありませんが、ホップの苦みと香りが確かな存在感と個性を放ち、フルーティーなグレンフィディックの甘みとが融合し、卓越した味わいが鼻の奥まで広がります。ぜひお楽しみください。