東京クラフトリキュールは、2018年11月にリキュール製造免許を取得した、東京・板橋で操業中の小さなクラフトリキュールメーカーです。製造メーカーでは国内最小規模の蒸留器で超小規模生産のクラフトリキュールを造っています。
東京クラフトリキュールのコンセプトは、国産の果実やハーブを使用し世界にないお酒を造ることで、小規模生産の強みを生かして大手メーカーでは作らないような変わった材料やレシピでプロフェッショナル向けのリキュール作りに取り組んでいる会社です。
トム・ジン ジュニパーボムは東京クラフトリキュールのジュニパーベリー全開のジンを飲んでみたいという声に答える形で作られた一品です。日本にもジュニパーベリーはあり、杜松(トショウ)または杜松(ネズ)、ネズミサシと呼ばれて存在しますが、かなりレアなボタニカルで栽培はほとんどされていません。育てるにも収穫まで10年ぐらいかかるらしく、栽培も困難を極めます。東京クラフトリキュールでは国産のボタニカルを主軸に配合し、作られていますが日本産のねずの実の確保は非常に困難である為、入手が難しいのが現状です。
そのため今回は、マケドニア産のジュニパーベリーを使用しています。国産の材料は生姜とアンジェリカ(当帰葉)などを使っていますが、国産率が低いので番外品(ロストナンバー)として作られました。
国産ボタニカルが少ないため番外編としてのリリースですが、しっかりとした甘さとジュニパー感が味わえるジンとなっています。是非ご賞味ください。