カバランは台湾東北部にある宜蘭県で2008年に誕生しました。
「カバラン」の由来は、台湾北東部の雪山山脈を東に下った場所に位置する宜蘭・蘭陽平野の先住民の呼び名です。
雪山山脈の水を使用し、原料から製造まですべて台湾国内で行っています。
台湾が2002年に世界貿易機関(WTO)に加盟したことを機に、台湾の飲料大手「金車グループ」がウイスキーへの参入を決めました。スコットランドなどから専門家を招聘、2005年に麦芽粉砕から発酵、蒸留、熟成までの全工程を行う蒸溜所を完成させました。ウイスキーは寒冷地のお酒という常識を根底から覆し、温暖湿潤な気候により早期熟成が進むという利点を生かした製造工程を確立しました。
そして誕生後わずか2年の2010年、ウイスキーの本場スコットランドで開催された「バーンズ・ナイト」のテイスティング大会で地元銘柄を抑えて圧勝し、世界を驚かせたのです。以来、これまでに世界各国で数々の賞を受賞しているウイスキー界のダークホース。
人気シリーズの一つである「ソリストシリーズ」は様々な樽を使用して熟成させ、それぞれ1つの樽から加水せず瓶に詰めたシングルカスク・カスクストレングスのシリーズです。
EXバーボンオークはそのカバラン ソリスト EXバーボン カスクストレングスにカバランの湧水を加水した商品で、アルコール度数は46%です。天然の湧水とバーボンカスク熟成との相性は抜群であり、特有の香りが残る中で柔らかな甘さが広がります。
亜熱帯で作られた新進気鋭のカバランを是非お楽しみ下さい。