2010年から毎年稀少なシングルモルトを数量限定で発売しているグレンモーレンジの「プライベート・エディション」シリーズの第9弾としてリリースされました。
1990年代、蒸留所の最高責任者であるビル・ラムズデン博士が、初めてライウイスキーに出会った際にライウイスキーの味わいとバーボンの明らかな違いに感銘を受け、ライウイスキーの熟成に使われる樽でグレンモーレンジを熟成するとどういう味わいの変化をもたらすのか。という好奇心から生まれたそうです。
1920年代頃はバーボンよりも飲まれていた時代で、そのライウイスキー最盛期に熟成に使用されていた樽を使用しています。
“スピオス”とは、ゲール語でスパイスを意味しており、ライウイスキーのもつシナモンやナツメグのような刺激的なフレーバーが穏やかなグレンモーレンジにアクセントを加えます。通常のグレンモーレンジはバーボン樽熟成の為、比べて飲んでいただくと味わいの違いが更に面白く感じられます。ライウイスキーが愛された20世紀初頭のゴールデンエイジとの融合、ぜひお愉しみください。