大阪は北新地のシガーバー「スーペルノーバ」。最優秀賞受賞Barで熟成シガーとキューバのラム酒やカクテルで優雅なひとときを。

シガーブランデー ”ヒメネス・スピノラ シガーズクラブ”

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北新地バー:ヒメネス・スピノラ

ヒメネス・スピノラ社は、ペドロ・ヒメネスというブドウ品種のみを使ったワインやブランデー造りに特化しているという点でスペインはもとより、ヨーロッパ中でもオンリーワンの存在として知られています。

2002年スペインの葉巻メーカーであるアルタディス社より同社のハバノス(Habanos)と相性の良い高貴で特別なブランデーを造るため、アルタディス社の専門家による非常にハイレベルで精緻なテイスティングを行いたいという依頼を受けました。

それから時は経ち2012年の暮れ、アルタディス社の現在の後継者であるインペリアル・タバコ社が試飲の為にスピノラ社のブランデー・ソレラを購入し、プロジェクトは本格稼働することとなります。このプロジェクトは現当主であるホセ・アントニオ・サルサナの父の代に始まったもので、長年の想いがようやく実を結びました。専門家による試飲では先代の愛したシガーに合わせてブランデーの樽、アルコールの強さ、味わいやアロマがセレクトされました。

ヒメネス・スピノラ社のブランデーは、100%ペドロヒメネス種の極甘口シェリーを蒸留している為、非常に糖度の高いブランデーとなり葉巻と最高の相性と絶賛されております。100%ペドロヒメネス種のブランデーを造るメーカーはヒメネス・スピノラ社のみです。また蒸留するペドロヒメネスのシェリー造りにおいても唯一無二の製法で造られます。100%手摘み・100%天日干しで、味の安定化を図るために通常行われている”補酸””酒精強化””冷却安定”といった調整を一切行っておりません。極めてコストのかかる製法ではありますが、これにより他のメーカーでは真似のできない高品質なシェリーが出来上がります。シェリブランデーには「brandy de jerez」という原産地呼称が存在しますが、現在の法律ではパロミノ種のワインを蒸留したものだけ(残糖が低い)が認定の対象のため、ヒメネス・スピノラ社のブランデーは認定外となり、ここでも唯一無二の規格外ぶりを発揮しています。

この洗練されたペドロ・ヒメネス シェリーを蒸留し、その後伝統的ソレラシステムによって最低23年間オーク樽による熟成を経ます。シガーの3分の2を吸った時に現れる苦みとのバランスを補い、最後まで調和をもたらすブランデーを求めて、伝統にのっとったセレクションが重ねられました。この特別なブランデーは甘味と堅調な骨格を持ち、シガーによる喉の渇きと苦みに見事に調和するよう仕上げられています。ブランデーの“強さ”(タイプ)は3段階(№1、№2、№3)に分かれ、それぞれが年間350本という限定生産です。これは恐らく今日販売されているスペイン産ブランデーにおいては最も生産量の少ないブランデーと言えるでしょう。

比類なきシガーズクラブ・ブランデーと当店の最高品質ハバナシガーの珠玉のマリアージュをぜひお愉しみください。2015年の締めくくりに相応しい、特別な時間を演出いたします。

 

シガーズクラブ ブランデー№3(Cigars Club Brandy No.3)

アルコール度数は高め(46.12%)。アロマは非常に持続性があり、存在感のあるレーズンの香りを纏います。力強い樽感に円熟さを湛えた、100%ワインを蒸留して造られるブランデー。アメリカンオーク樽で熟成。フルボディのシガーと最高の相性を見せるようセレクトされています。

 

シガーズクラブ ブランデー№2(Cigars Club Brandy No.2)

アルコール度数は平均的(44.78%)。アロマの強さは穏やかで、レーズンやドライプルーンなどの香りを纏います。100%ワインを蒸留して造られ、存在感のある、長く続く樽感が特徴。アメリカンオーク樽で熟成。ミディアムボディのシガーと最高の相性を見せるようセレクトされています。

 

シガーズクラブ ブランデー№1(Cigars Club Brandy No.1)

アルコール度数は低め(42.59%)。アロマの強さは繊細で、レーズンやいちじくなどアロマを持ち、樽感は綺麗に溶け込んでいます。100%ワインを蒸留して造られるブランデー。アメリカンオーク樽で熟成。ライトボディのシガーと最高の相性を見せるようセレクトされています。

 

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