2021年7月1日に発売された「桜尾 1stリリース カスクストレングス」は、1918年に広島で創業した中国地方最大の酒造メーカー・サクラオブルワリーアンドディスティラリー社(旧:中国醸造)が、創業100周年となる2018年から操業を開始した蒸留所「SAKURAO DISTILLERY」で完成させた新ブランドのシングルモルトウイスキーです。
南に瀬戸内海、北には中国山地がそびえる廿日市市にある蒸留所SAKURAO DISTILERY。
蒸溜開始から3年以上の月日を経て、同社が満を持して造り上げたメイドイン広島のシングルモルトブランド「桜尾」の瀬戸内海から届く潮の気配をほのかに纏った樽に貯蔵された原酒は、創業の地・桜尾にあるSAKURAO DISTILLERYの貯蔵庫で、最低3年以上の熟成を経たのち、一切の加水調整を行わないカスクストレングスにてボトリングされています。
蒸留所内の桜尾貯蔵庫には、海からの暖かい風と山からの冷たい風が届き、一年の中で大きな気温差を生み出します。その気温差が、ウイスキーの熟成を早めます。また海側に位置する貯蔵庫ゆえ、瀬戸内の穏やかな潮の香りを熟成樽にほのかにまとうのも特徴です。
また、こちらは料飲店(BARなど)向けに数量限定で発売された商品です。赤みのある濃い琥珀色をしたウイスキーの味わいは、アイラモルトを彷彿とさせるような濃厚さ。ウッディーでスモーキーな香りとビターチョコやバニラのようなコクのある甘味をぜひお楽しみください。