大阪は北新地のシガーバー「スーペルノーバ」。最優秀賞受賞Barで熟成シガーとキューバのラム酒やカクテルで優雅なひとときを。

シングルモルト ジャパニーズウイスキー 戸河内1stリリース カスクストレングス(SINGLE MALT JAPANESE WHISKY TOGOUCHI 1st Release CASK STRENGTH)

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中国地方最大の酒造メーカー・サクラオブルワリーアンドディスティラリー(旧・中国酒類醸造)は、大正7年(1918年)に創業して以来100年以上、日本酒や焼酎、リキュールなどの酒づくりに情熱を注いできました。そんなサクラオブルワリーアンドディスティラリーが手掛ける蒸留所が「SAKURAO DISTILLERY」です。

SAKURAO DISTILLERYは、「洋酒づくりに本格的に挑戦しよう」という決意の下で開始されたプロジェクトにより、3年の構想期間を経て世界遺産に登録された厳島神社のまちとして知られる広島県廿日市市に設立された蒸留所です。厳選された広島産の素材にこだわってつくられたスピリッツ「SAKURAO GIN」は、有名ですよね。

2021年には長い年月をかけて熟成を経たメイドイン広島のシングルモルト・ウイスキーが完成。SAKURAO DISTILLERYから世界に向けて送り出す新たなブランドとして、「桜尾 1st Release CASK STRENGTH」と「戸河内 1st Release CASK STRENGTH」の2種類がラインナップに加わりました。(こちらは料飲店(BARなど)向けの数量限定で発売されました。)この2種類のウイスキーが持つ最大の特徴は、それぞれが自然環境の異なる貯蔵庫で熟成していること。

南に穏やかな瀬戸内海、北に緑あふれる中国山地がそびえる広島県廿日市市に位置するSAKURAO DISTILLERY内の貯蔵庫で時を重ねた「桜尾」と、山間の地である安芸太田町戸河内のトンネルを活かしてつくられた戸河内貯蔵庫で熟成を経た「戸河内」は、同じ蒸留所で貯蔵された原酒を用いてつくられたウイスキーでも異なる表情を持つ興味深い味わいが魅力となっています。どちらのボトルも最低3年以上熟成した原酒を用い、シングルモルトのようなアルコール度数の加水調整を一切行わないカスクストレングス仕様でボトリングされています。そのため、各々の個性が最大限に引き出されており、それぞれの自然が育んだ香りや味わいを楽しむことができます。

「戸河内 1st Release CASK STRENGTH」には、安芸太田町戸河内にあるかつて鉄道用として使われていたトンネルを活かした貯蔵庫で熟成された原酒が使用されています。

戸河内貯蔵庫の特徴は、県下最高峰の恐羅漢山や深入山、国の特別名勝・三段峡など、豊かな森林と清流が織りなす色彩と美しい景観が際立つ山あいに位置すること、そしてトンネルとして使われていた場所を活用している薄暗さのため、一年中冷涼な気温を保つ安定した環境であるという点です。

この地へと運ばれたSAKURAO DISTILLERYで蒸溜されたモルト原酒は、新緑の香りをたっぷりと吸い込んだ樽の中で静かに熟成を重ね、柔らかい甘みでスムースな口当たりの、爽快な飲み心地の良いシングルモルトとなっています。

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