2017年に始動した嘉之助蒸留所は、樽貯蔵麦焼酎『メローコヅル』、芋焼酎『蔵の師魂』を醸す小正醸造が母体の蒸留所です。鹿児島の西岸、吹上浜沿いの約9000㎡の広々とした敷地に建っており、各施設が点在します。コの字型二階建ての本棟には、蒸留設備のほか、眺めのいいバーやオリジナルグッズの揃うショップが設けられています。
『嘉之助』の由来は1957年、『メローコヅル』の生みの親である2代目の小正嘉之助氏からきています。ウイスキー造り単体で精進するのではなく、135年の歴史を持つ焼酎造りのノウハウを生かし、又、チャレンジを始めたウイスキー、スピリッツ造りの経験、技術を焼酎造りに活かすのがコンセプトで作られています。
ノンピート麦芽を使用しアメリカンホワイトオークのリチャーカスクで熟成した原酒をキーに複数の樽をヴァッティング、ノンチルフィルターで、48%まで加水・ボトリングした、こちらの「シングルモルト嘉之助」。ラベルには、嘉之助蒸溜所のBAR(MELLOW BAR)から臨む東シナ海に沈む夕日と水平線をモチーフにデザインされています。
ぜひお楽しみください。