大阪は北新地のシガーバー「スーペルノーバ」。最優秀賞受賞Barで熟成シガーとキューバのラム酒やカクテルで優雅なひとときを。

フランソワ・ペイロー ヘリテージ LOT59(Francois Peyrot Heritage LOT59)

Post 158 of 564

フランソワ・ペイロー社は、コニャックの中心地グランドシャンパーニュのジャルナック町から南へ2キロの所にあります。4世代続く家族経営のプロプリエテール(フランス語で【栽培、発酵、蒸留、熟成、瓶詰の全ての工程を自家地で行っている生産者】を意味します。)ですが、コニャック造りを始めた当初は7ヘクタールの畑だったそうです。それが今では25ヘクタールの自家ブドウ園を所有しています。

その歴史は1893年、現当主の曾祖父ジャン・バティストがブドウ栽培を始めたことから始まります。当時はブドウの栽培も行っていましたが、牛や豚の酪農が主な仕事でした。

1956年、現当主の祖父母であるジャンとマチルドが蒸留を始めました。地元のネゴシアンに販売していましたが、少しずつブドウ畑も拡大していき、次第に酪農業を辞めブドウ栽培のみを行うようになります。

1970年、現当主の両親フランソワとジゼルが自身のブランドの立ち上げを決意し、フルーツの自然なアロマとコニャックをブレンドするリキュールの開発も行いました。1971年7月、コニャック・フランソワ・ペイローの名で最初の商品が販売されました。

2000年代になると、生態系や環境に配慮した減薬農法を本格的に行い今に至ります。フランソワ・ペイローは、コニャック業界で唯一「プレステージ・フランセ(農産物大賞)」を、なんと全商品受賞しています。

ヘリテージ LOT59は1959年蒸留のコニャックです。一家代々続いている家族経営で約60年という時を経たグランドシャンパーニュ100%の華やかなコニャックを是非お楽しみ下さい。

Menu