ポルフィディオは1937年、ハリスコ州グアダラハラ市に蒸留所を設立、テキーラの人気銘柄として有名です。サボテン入りのボトルが特徴的でボトルに描かれているわけでも、本物のサボテンが入っているわけでもありません。サボテンのガラス細工が入っていて、これは職人が1本ずつ手吹きによって作り上げています。
ボトルの見た目だけではなく、テキーラの品質も非常に高く、最大のマーケットであるアメリカでは、各コンクールに出品する度に金賞を受賞、権威あるワイン専門誌「wine」ではスピリッツ部門で98点を獲得し、この記録は未だに破られていません。
こちらは、テキーラの名門「ポルフィディオ」から発売された甘めの飲みやすいオールド・トムスタイルのプレミアム・クラフトジンです。メキシコにルーツを持つ花や植物を使用した型破りな製法の貴重なジンとなっています。
ジンに使用されるジュニパーは一般的にドライ乾燥したものをベーススピリッツに浸潰するか蒸留時の蒸気にあてることでエッセンスを吹き込んでいますが「ジュニパーツリージン」はイタリア産フレッシュ・ジュニパーベリーそのものを発酵、単式2回蒸留を施したスピリッツをベースとしています。ベーススピリッツには一切水は加えず、ブルー・アガベの茎から抽出したジュース(このジュースが度数0%でかなり甘い)を加えることでアルコール度数を47度に調整します。
その後、ドイツ産の粟の木の新樽で5年熟成したジンです。
ブレンドはオランダで行いますが、熟成・ボトリングの工程をドイツで行っているので原産国はドイツとなっています。
ブラジル、アマゾンのブラッククレイを使用した無着色の素焼き磁器製ボトルも印象的な唯一無二の甘美な味わい。是非ご賞味下さい。