大阪は北新地のシガーバー「スーペルノーバ」。最優秀賞受賞Barで熟成シガーとキューバのラム酒やカクテルで優雅なひとときを。

ラムJ.M 1999(Rhum J.M 1999 SINGLE BARREL )

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現在の主流となっているインダストリアル・ラム(トラディショナル・ラム)はサトウキビから砂糖を生成する際に残った「糖蜜」を原料にするのに対して、アグリコール・ラムはサトウキビを絞ったジュースそのものを原材料としています。

アグリコール・ラムがアルマニャックやその他の良質な蒸留酒と同様に賞賛されるのは、何と言ってもこの素材や丁寧な製法から生み出される「繊細かつ豊かな風味」があるからです。

アグリコール・ラムは今では日本を含む世界各国で作られていますが、19世紀後半にフランス領植民地で確立した製法です。その主要産地として有名なのが、カリブ海に浮かぶマルティニーク島です。

そのなかでも、マルティニーク北東の街マクーバにて1845年にジャン・マリー・マルタンによって創設された蒸留所「ラムJ.M」は、サトウキビ畑を自社敷地内に持っている数少ない生産者のひとつです。

自社畑は島の最北端にある活火山ペレ山の中腹、海を見下ろす眺めの良いベルヴュー地区にあり、火山灰土壌の畑です。

このベルヴューにあるサトウキビ畑は、火山灰土壌、熱帯気候、雲が低く立ち込めることによる湿度、海から山へのシーブリーズによる大気の循環、斜面の水はけの良さがあり、最高のサトウキビ栽培の条件が揃っています。ゆっくり生育させるため収穫は年に一回のみで、収穫から1時間以内に圧搾することによりサトウキビの新鮮な風味をもったジュースを得ます。その果汁は発酵、蒸留を経てラムとなるのです。

熟成中も非常に丁寧な作業を行うことにより、国内外でも評価の高いラムをリリースしています。

日本ラム協会とジャパンインポートシステムがダブルネームボトルとして「ラムJ.Mシングルカスク 1999」を120本限定でリリースいたしました。

コロンブスが「世界で最も美しい場所」と称えた美しい島、マルティニークから届いた極上のラムを是非ご賞味下さい。

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