大阪は北新地のシガーバー「スーペルノーバ」。最優秀賞受賞Barで熟成シガーとキューバのラム酒やカクテルで優雅なひとときを。

ロイヤルハウスホールド(ROYAL HOUSEHOLD)

Post 9 of 576

ロイヤルハウスホールドの歴史は深く、今から1世紀以上も昔、1897年まで遡ります。

当時イギリスの皇太子(後のエドワード7世)であるアルバートエドワードは大のウイスキー好きでした。かの皇太子は自分専用のブレンデッドウイスキーが作りたいという願望から始まり、当時ウイスキーのブレンデッド技術において高い評価を受けていたジェームス・ブキャナン社に依頼を要請し自分オリジナルのブレンデッドウイスキーを作り上げたのです。

 

かつて昭和天皇が皇太子時代にイギリスを訪れた際、英王室からプレゼントされたのがこのロイヤルハウスホールドで、それ以来日本の皇族と英国王室が長らく友好関係にあったということも縁となり、英王室の特別許可により日本だけで販売が許されるようになったといいます。それにより英国王室、ローデル・ホテルと日本市場にしか存在せず、並行輸入品も存在しないのでとても貴重なボトルです。そして現在は、ローデル・ホテルが閉鎖されているため、ロイヤルハウスホールドを飲める場所は世界でもたった2ヵ所、バッキンガム宮殿と日本だけとなっています。

 

ロイヤルハウスホールドは、「ダルウィニー」をキーモルトとし、これを含む45種類のモルト原酒・グレーン原酒をブレンドして作られているといわれています。

 

スモーキー、ピートはほぼ皆無でライトな口当たり。とても洗練された上品で華やか香りとフルーティな味わいを楽しんでいただけると思います。

お越しいただいた際には、英王室の気品高い味わいに想いを馳せながら、葉巻のお供として優雅にゆっくりとお楽しみくださいませ。

Menu