樽材の調達が困難になった戦後、日本産のオークである、このミズナラの樽が使われるようになりました。
主に北海道産の樹齢200年~300年の木材が使われ、独特な白檀や伽羅(香木の香り、高級な線香などの原料に使われたりします)を思わせる香味で、海外のブレンダーやウイスキーファンからも高い評価を受けています。
山崎12年、18年、響17年などに隠し味として潜み、とてつもなく重要な役割を担っていて、ジャパニーズウイスキーを語る上で不可欠なものとなっています。
冷却ろ過を施さず(ノンチル・フィルタード)、より個性を最大限に引き出した一本となっています。日本独自の複雑でオリエンタルの香味と、長く伸びる余韻をお楽しみ下さい。
日本ならではのミズナラ樽で育まれた希少なモルトだけを厳選した一本、1600本の限定生産の為、大変貴重な逸品です。