大阪は北新地のシガーバー「スーペルノーバ」。最優秀賞受賞Barで熟成シガーとキューバのラム酒やカクテルで優雅なひとときを。

“CIGAR SMOKERS’ STYLE”タバコ(シガレット)と葉巻(シガー)はどう違うのですか?吸い方も違うのですか?

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葉巻とタバコ

Q:タバコ(シガレット)と葉巻(シガー)はどう違うのですか?吸い方も違うのですか?

 

A:紙巻タバコと葉巻は似て非なるものです。吸い方も含めその違いはいくつもあります。

キューバ産プレミアムシガーの場合、使用されている材料は100%タバコ葉のみです。(わずかな植物性糊を使用)世界最高級のタバコ葉を収穫後に乾燥、複数回の発酵を重ねることで熟成させていきます。

それを選別し、大きい葉を何枚か重ねて一本一本、トルセドール(巻き職人)によって手巻きされています。紙巻タバコに使われているタバコ葉は香料が馴染みやすい品種等、葉巻とは違う品種のものです。製造工程の多くが機械で行われ、細断された葉には香料や燃焼促進剤などの化学薬品が添加されています。またフィルターがあり、紙で巻いているのも違いの一つです。

吸い方にも違いがあります。葉巻は、煙を肺に入れず口の中に含んで香りを楽しみます。

燻らす(くゆらす)と表現しますが、これが普段タバコを吸っている方からすると意外と難しいようです。イメージとしては、まず煙を口の中に含みます。この時に、決して口を開けないことです。口を開けると煙が肺に入ってきやすいです。初めのうちは、口に含んだ煙をそのまま吐き出していただければ結構です。

慣れてくると、煙を口に含んだ状態で口を閉じ、鼻から口へと空気を循環してあげると、より香りと味わいを楽しんで頂けます。歯磨きをしている時の呼吸法を、イメージしていただくと分かりやすいかと思います。

肺には入れず舌の上や口の中に残った香りや味わいを愉しむことから、アロマと表現することもあります。葉巻は燻らせながらゆっくりとリラックスした“時間”を愉しむというところが、タバコとの一番の違いなのかもしれません。その為、タバコは吸わないが葉巻は吸われるという方も珍しくありません。

 

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