Q:ビンテージシガーとは?
A:時間が長く経過し、古く熟成したものをビンテージシガー(5年以上熟成)と呼びます。
一般的には、およそ15年は大丈夫と言われています。但し、ヒュミドール内にて適切に管理されている事が大前提です。適温適湿で保管することで熟成します。熟成を重ねることでニコチン強さは落ちつき、旨味や繊細な香りが際立ちビンテージシガーならではの独特の香味が立ち上がります。
キューバ革命(1959年)以前に巻かれた葉巻や今はもう製造されていないブランドの葉巻などはコレクターの間では今でも高額で取り引きされています。良い状態で保存されていた葉巻であれば、20年以上前のものでも希少価値も相まってどんどん価値が上がることも珍しくはありません。(日本ではタバコ法がある為、オークションなどで販売することはできません。)
ただし、葉巻上級者の方でも熟成のピークを見つけるのは難しいところです。珍しい葉巻や高価な葉巻などは特に吸うのを躊躇しがちですが、ピークを過ぎてしまう前に吸ってしまう勇気も大切なところです。