日本ではあまり馴染みがないかも知れませんが、世界のバーでの人気カクテルランキングでも上位に入っているクラシックカクテルです。(諸説ありますが、生み出されたのは1800年代中頃とされています。)
知らずに名前を聞くとウイスキーの炭酸割のようなものを想像してしまうかもしれませんが、サワーとは“酸っぱい”の意味で、実際には炭酸は入っておりません。
原則として炭酸水を使わないのですが、現在はソーダやシャンパンで満たすレシピを採用されているバーもあるそうです。
カクテルにおけるサワーとは、レモンなどの酸味を活かしたカクテルの総称のように扱われます。またウイスキーサワーのベースウイスキーには、アメリカンウイスキー(バーボンウイスキー)を使用するのが一般的ですが、カナディアンウイスキーを使用することもあるなど各バーによって幅広くアレンジが加えられているので、お店ごとのオリジナリティも楽しみの一つです。
シェイクし空気をたくさん入れることでたくさんの気泡が生まれ、レモンの酸味と空気を含んだまろやかさ、ウイスキーの華やかさが融合した奥深い味わいです。ぜひ一度お楽しみください。