シングルモルト余市 モスカテルウッドフィニッシュ(SINGLEMALT YOICHI MOSCATEL WOOD FINISH)

日本のウイスキーブームに火をつけたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の舞台にもなった余市蒸溜所は、大日本果汁株式会社(当時)を興した竹鶴政孝によって1934年に創設されました。北海道・積丹半島の付け根に位置する余市町は年間の平均気温が約8℃とスコットランドの気候に近く、「ウイスキーは北の大地で造るもの」との信念を持っていた竹鶴にとって、まさに理想の地でした。蒸留所にポットスチルが導入され、ウイスキー造りが開始されたのが1936年。最初の「ニッカウヰスキー」が売りに出されたのは4年後の1940年のことでした。なお竹鶴はスコットランドでの留学時代、実習先のロングモーンやヘーゼルバーン蒸留所で学んだ「石炭直火蒸留」を余市にも採用し、この伝統は現在も守り抜かれています。

 

そんな余市蒸留所から2017年に数量限定で発売されたのが、こちらの「シングルモルト余市 モスカテルウッドフィニッシュ」です。

ポルトガル南部のセトゥーバル地区で栽培されたぶどう品種・モスカテル種でつくられた酒精強化ワインの樽に、余市のシングルモルトウイスキーを詰め、さらに約1年間貯蔵・熟成させて仕上げました。豊かで複雑な味わいを楽しんでいただくため、冷却ろ過を行わずにボトリングしています。

力強く厚みのある味わいの「シングルモルト余市」を、ポルトガル産モスカテル種でつくられた酒精強化ワインの樽でさらに熟成させることで、芳醇な甘さとピートのコクが調和した味わいに。レーズンのような甘さとモルトの香ばしさ、蜂蜜を思わせる甘いコクと果実味あふれる味わいに加えて、樽のビターさとピートの長い余韻が特徴です。

ぜひご賞味ください。