大阪は北新地のシガーバー「スーペルノーバ」。最優秀賞受賞Barで熟成シガーとキューバのラム酒やカクテルで優雅なひとときを。

キングスバリー デメラララム ダブルマチュアード スペイサイドシングルモルト カスク (KINGSBURY DEMERARA RUM DOUBLE MATURED SPEYSIDE SINGLE MALT CASK)

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熱帯気候のガイアナで蒸留・熟成させたデメラララムを冷涼なスコットランドに運び、ウイスキー樽でじっくり後熟を施すシングルカスクのラムです。

ラベルに蒸留所名の記載はありませんが、デメラララムはガイアナ共和国のデメララ川沿いで造られるラムの総称で、現在稼働している蒸留所は5種類の蒸留器を使い分けるダイアモンド蒸留所のみとなっています。

1988年に建てられ唯一現役で稼働するダイアモンド蒸留所には閉鎖蒸留所の古いスチルが移設されており、10系統のスチルで原酒を造り分け、製品ごとにブレンドしています。

キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立され、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、ロンドンに事務所を構えた後も数々の伝統的なウイスキーをリリースしてきた、インディペンデント・ボトラー(独立瓶詰業者)です。

創業当初はモルトウイスキーという言葉すら一般的ではない時代で、現在ではボトラーの代表格とも言える老舗のゴードン&マクファイル社やケイデンヘッド社が、ようやく頭角を現し始めた頃でした。

キングスバリー社も当時よりシングルモルトの魅力や可能性を見出し、ウイスキーの個性を遺憾なく発揮するべく、樽の選定やシングルカスクという概念、流行していたチルフィルタレーションを使用しない姿勢など、強いこだわりを頑なに守ったリリースを続けてきました。その結果、数々の伝説となるボトルやシングルモルトを世に送り出し、ボトラーとしての確固たる地位を確立するに至りました。

そんなモルトウイスキーでおなじみのキングスバリー社から個性豊かで非常にオーセンティックなラムとして登場したのがデメラララム ダブルマチュアードラムです。

ダブルマチュアードとは「二段熟成」を意味します。最初に述べたようにこのラムはデメララで蒸留された後スコットランドに運ばれ、そこからさらにウイスキーが入っていま空樽に詰め直され熟成されています。そのため樽の持つ様々な個性がラムに移り、ボトリングされる頃にはバラエティ溢れるラムに変身しているのです。

昨年発売のアイラモルトカスクも大変人気でしたが、今回は蒸留所名非公表のスペイサイドシングルモルトカスクとなります。

色合いを見ても分かる通り、シェリーカスクの影響がしっかりと感じられる仕上がりとなっています。このシリーズは、どのボトルもリリース後即完売となっており大変人気です。ぜひ一度お楽しみください。

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