大阪は北新地のシガーバー「スーペルノーバ」。最優秀賞受賞Barで熟成シガーとキューバのラム酒やカクテルで優雅なひとときを。

アードベッグ ヘビー・ヴェーパー(ARDBEG HEAVY VAPOURS)

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アイラ島で毎年5月最終週から6月第1週にかけて開催されるウイスキー・フェスティバルに合わせ、世界中から集まる熱心なモルトファンに向けて日替わりで各蒸留所を開放する「オープン・デー」のトリを飾るのが、毎年6月第1週土曜日に行われる「アードベッグ・デー」。2012年からは、アイラ島だけでなく世界中の熱狂的なアードベッグファン‟アードベギャン”をはじめとしたモルトファンとともにアードベッグで乾杯する「アードベッグ・デー」を、世界各地で同時開催しています。

2023年のアードベッグ・デーを祝って誕生した『アードベッグ ヘビー・ヴェーパー』は、これぞアードベッグの探求心と言わんばかりの発想から生まれた注目のボトルです。

“ヘビー・ヴェーパー”は直訳すると「HEAVY VAPOURS = 重い蒸気」という意味で、これはポットスチルで蒸留する際に気化した蒸気に由来します。

アードベッグの場合、通常その蒸気がピュリファイアーを通り、再び液体となりアードベッグのウイスキー原酒を形成します。今回のウイスキーはまさに、このピュリファイアー(精留器)がテーマとなっています。

これは、蒸留器の本体とコンデンサーの間のラインアームに取り付けられたポット型の銅製の部品のことです。ピュリファイアーの働きにより、ピーティーでヘビーなアルコール蒸気のリフラックス(還流)が起こり、繊細さを併せ持つ複雑な味わいが生まれます。アイラ島ではアードベッグのみが採用し、再留釜に取り付けられています。

アードベッグらしい究極にスモーキーながらも繊細な味わいのバランスを保つ要だったピュリファイアーなくして生まれた驚きの限定品は、スパイシーで温かみを感じる口当たりです。ビタースイートな風味がはじけ、麻酔にかかったようなセンセーショナルで力強い余韻がその後に続きます。またの名を無敵のアードベッグ。一杯いただかないわけにはいかない逸品です。

今回熟成に使われた樽は、ファーストフィル&セカンドフィルのバーボン樽でアードベッグのスタンダードともいえる最も原酒の味わいが表現されるタイプを使用しています。

ピュリファイアーの存在なくして究極のバランスは生み出されるのか?その答えがこのウイスキーの中にあります。ぜひこの機会にお試しください。

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